雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

盆休みが終り、盆休みについて考えてみた。ぼぉーっと。


さて、藤沢図案制作所はお盆休みをとることもなく営業しておったわけですが、実質ほとんど仕事にならんかったです。暑いんだもん。暑いけど、年々冷房も体にキツくなってる気がするし(この夏は大丈夫そうだけど、例年、私は冬と夏に最低一度ずつ風邪をひく)、このところ寝苦しかったせいかなんだかわからないけど首と肩は痛いし、ともかくうまいこと日程を調整して休めばよかったと後悔しているのですよ。
しかし、ここまで暑いとクールビズなんてすっとぼけたことも言ってらんなくなるよな。暑いもん。体感温度が1度や2度下がったところで暑いもん。クールビズと同じくらいある意味陳腐化しつつある(しちゃいけないんだろうけど)地球温暖化も、気のせいじゃなくて多分進行してるんでしょうね。とは言いつつ、一般に、地球温暖化ってのは、人間の活動、特に都市部とそれを支えるための活動によって、1)二酸化炭素が多く放出されて、そのため本来外へ逃げてくはずの熱が大気中にたまる 2)人間の活動そのものが発する熱〈身近なとこでは自動車とか、エアコンの室外機とかもろもろ〉やらなんやらで地球の平均気温が上がってる、これはいかん、ということだとおおよそ解釈してるんですが、これ本当なんでしょうか?疑ってるっつーか、単純に、「人間のやることがとこまで地球に影響するのかあ?」というのが素人的に納得できないんですね。だって、地球の環境なんてその長ーい歴史を見れば気温どころか大気の構成だって変わってきてるわけじゃないですか、だから単にたまたま今がそうした地球の変化の時期にさしかかってるてだけかもしれないし。二酸化炭素の排出量が増えた、っつても、それ全部人間のせいなのかあ?それも地球の些細な変化のひとつじゃない?みたいな。いまひとつ実感がないのですね。
つまりですね(時節柄、若干不謹慎ではありますが)、アインシュタイン相対性理論てのも正直よくわからないんだけど、すっごく乱暴な言い方すると、この理論があるから人間は核融合を実現させたんだし、それでナニ、爆弾しかり、発電所しかり、作っちゃったわけですよね。つまり「相対性理論はようわからんけど、実際にこうなってるんだから否定してもしゃあない」的な納得の仕方もあると思うんです。
なんかそういう、たしかに人間のやってることが地球温暖化の原因なんだという主張を、前述した「相対性理論の実証」的に解りやすく証明してもらえんですかね?
で、思ったのですが。
お盆休みには、何もかもみーんな休むわけにはいかないもんでしょうか?
もう、テレビも交通機関も電気もガスも水道も通信も天気予報も、全部。「人が休んでるときこそ頑張るんだ」とか、そういうセコいの禁止。逮捕。死刑。しかも全世界規模で。ともかく日常的に人間がやってることを全て、休む。一週間だけ、世界中みんなキャンプ、日が暮れたらおとなしく寝ましょうね、みたいなの。いや現実的には病院をはじめ、いろいろと無理だと思いますがね。でも、そこらはなんとかクリアしたとして実際休んでみて、休み前や休み明けの数日間よりお盆の一週間の方が過ごしやすかったら、「あ、ほんとだ」って、数値的な裏付けとは別に、理屈抜きにみんなが納得できるんじゃないかなと思うんだけど。最近は態度も軟化してきてるらしいけど、アメリカだって納得するんじゃないかな、「やべえ、マジで大半が俺らのせいだわ」みたいなさ。
そらまあ休み前の準備は大変でしょう。買いだめもたっぷりしなくちゃいかんだろうな。でもひと昔前の盆や正月の前って、程度の差こそあれそういうもんだった気もするし、みーんな休むんだから、誰にも気兼ねなくがつーんと休めるじゃないですか?
ひょっとしたら、少子化だって多少は解消できるかもしれないぞ。
などと、そんなくだらないこと考えるのも、暑いせいだということで。