雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

1月12日のGIGの感想

一昨日はギグでした。昨年末12月29日にやったばっかりだったんで、なんかあわただしい印象もあるのですが、まあそれはともかく。
このところ我々は、(僕の言い出したことなんですが)あまりセットリストをいじらないようにしてます。本家通り「Born on the Bayou」で始まって(個人的にこの曲はウォーミングアップには最適だと思う)、前半で「雨を見たかい?」で「あ、知ってる」と思ってもらって、半ば過ぎ「Lodi」「Cotton Fields」「Midnight Special」あたりの曲でちょっと一息ついて、「Proud Mary」→アップテンポの曲でありがとーございました、みたいな流れですかね、ともかくその「流れ」を意識してみたいな、と。今回はそんな方針にして3回目くらいになるんでしょうか、すごぉくおぼろげながら、その流れが見えてきたような気がします。要するに「Proud Mary」でわーっとなってもらうために構成をどう組立てていくか、みたいなもんでしょうか(本当は今文章にしてみて「ああそういうことかもしれない」と思ったのだが)。
それと、同じ曲を演り続けることで、今回の演奏的な課題(それはバンド全体でも個人的なものでもいいし)を次回に反映させやすいんじゃないかなとも思うのですね。そうすることで、曲とか音とかノリのレベルを上げられないだろうか、と。実際、2、3回演らない曲って、曲は憶えてても、演奏中の感覚とか空気みたいなのは、やっぱ忘れるし。いやまあね、CCRの音楽って結局は「シンプルだけど、なんか良い」だと思うのですよ。でも、だからといって愚鈍にガチャガチャ演ってたら良くなるのかっつーと、そんなんでもないだろうがよ、と。一般論として、音楽やってる人たちって往々にして「センス」とか「感覚」とかって言うけど(これはデザインに対するクライアントもそうだが)、そもそもそんな高い「センス」があるのかよ、と。センス無いんだったら考えるっつーか、別の頭の使い方しなきゃしょーがないだろうがよ、と。
正直なところ上手いバンドとは言えないし、僕自身も特に突出したテクニックがあるわけでもないし、だったらノリとかを追求してくしかないだろうがと。その方向で曲や演奏の精度を上げて行くしかないだろうがと。
なんかよくわからんことを書いてるような気もしてきましたが、ともかく「『同じことをやり続けること』と、『同じことを繰り返すこと』は、同じじゃない」ということです。ますますわからん。