雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

A11 Matilda 1 その4


 
またやっちまった……
汚し過ぎました。
 

 
茶系の油絵具でサビ色をちょんちょんとのせていくんですが、「ここら辺が擦れたりしてサビるんだろう」「だったらこの辺りも」「じゃあこっちもちょっと」とかやってくうちに放置車両みたいになってしまいました。
 

 
「手数少なく、そこそこのキズや剥がれでそれっぽく」が理想ではあるんですが、なかなかその「良い塩梅」ってのが難しいものです。
 

 
まあ、こいつ自体は実戦配備はほとんどされなかったそうなので、練習用として適当に扱われてたからこうなってしまった、ということに……したいんだけど、「だったら何で車外装備品が一式きちんと揃ってんだよ?」って自分につっこんでしまうわけで。うーむ。


 
そうそう、転輪なんですがね、「痛みやすい第7、8転輪のみ、金属転輪」なんですと。なので、そのように塗り直しました。
ともかく、車体のサビ関係はここまで。
次は、車外装備品の汚しと、足回りを中心にホコリ汚れをつけてく予定です。つまり、まだ終わらないのです。