雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

宿題まだ終わってない…


写真と本文は何の関係もありません。
 
さて、冬休みの宿題、終わりましたか?(誰にきいてるんだ?)
僕は一度、冬休みが終わってから、やっと宿題に手をつけたことがあります。
まあ、それは前世紀の話だからもう時効ということでいいんだけど、この歳になってもある意味似たような状況になってしまっててですね…
要するに、昨年後半からやらなくちゃいけないことにいくつかが、未だに完了してないんですよ。
今週後半、つーか明日あたりからちょっと余裕ができそうなんで、一気にがーっと片付けようと思ってはいるのですが。とはいえ土曜日はライブだしなあ、などといきなり弱気になったりして。
もうなんとも具体性に欠ける内容ですが、ともかく近々なんとかしますので、思い当たる方はもう少々お時間をくださいごめんなさいごめんなさいちゃんと仕事はしているんです本当です信じてください。
 
と言いつつ、今日(21日)は、毎年恒例ということで、万作萬斎新春狂言を観に行ってしまいました。今年から場所が変わってサンケイホールブリーゼにて開催。個人的には去年までの厚生年金会館よりもアクセスが楽になりました。
今年の演目(正しくは「番組」と呼ぶのですかね)は「筑紫奥(つくしのおく)」と「木六駄(きろくだ)」。
ぶっちゃけた話、狂言好きなのは嫁さんで、僕は連れてってもらってるようなもんで、加えてあまり深く知ろうとしないため、狂言についての知識も初めて見たときから増えるでもなく、鑑賞のポイントやらもわからんままなのですが、毎度の恒例として始めに謡初と(と言いつつ例年僕は開演には遅れるのでほとんど見たことがないのだが)、野村萬斎さんによる曲(演目)の解説がありまして、このおかげでそのあと演じられる曲のアウトラインが頭に入るので、僕のようなヌルい客はもちろん、初めての方でも充分楽しめます。
解説のおかげもありますが(とは言え、今日の万斎トークはいつも以上に軽妙で面白かった)、今回はどちらもわかりやすいものだったんじゃないかな。特に「木六駄」。お使いをいいつけられた太郎冠者が調子に乗ってヘマをこく、というストーリーの中で各場面でも見所があるという、狂言の王道のようなお話で、とても楽しませていただきました。
 
蛇足ですが、会場のサンケイホールのあるブリーゼブリーゼに足を運んだのも初めてのことでした。吹き抜けのところにでーっかい木の人形があるんですが、それ見てナナちゃん人形を思い出した私はやはり名古屋人。で、開演前に、4Fのメガネ屋さんで12年振りにメガネを作ってしまいました。ほとんど衝動買いに近いのですが、それはさておき、検眼してもらったら老眼始まってるんですと。まあ、ねえ。