雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

A11 Matilda 1 その6


タミヤのMM300、リニューアル版マチルダ発表(新規金型なんだと)を祝しての完成です(ウソ)。
 
飾り台は、出来をごまかすというか、見栄えをよくするためでもありますが、持ち運びをしやすくするという利点もあります。戦車って細かいパーツがついてて破損しやすいし(製作中でもエッチングパーツなんかピンピン飛ばしちゃうし)、塗装もパステルやらなんやら使ってるので、クリアコートしてるとはいえ、直に触らないにこしたことないと思うのです。

今年の1月には完成してたのですね。
さて、銘板(とでも言うのだろうか?)は、今回初めて作ってみました。彫刻刀で彫ったところに、銅板>文字をプリントしたクリアシート>アクリル板、の順で載ってます。注意したつもりだったのに、ホコリが入っちまったぜ。

やはり、戦車は履帯がつくとしまりますね。



うーむ、やはりボロボロにさせすぎた気がするな。
このキット、以前に「組立説明書をじっくり観れば、誰でも組立てられる」なんて書いてたけど、商品としての精度は決して良くないと思うのですよ。もちろん原型は手作業だろうから、厳密には左右対称じゃないし、転輪なんか全然一直線に揃わないし。なので、少々傷んだ感じにしないと、見栄えとして「持たない」と判断した故の塗装表現なのです。というのは後付けの言い訳ですなんか知らんけど汚してしまったんですごめんなさいごめんなさい。

今回、当初は塗装作業と同時進行でブログ書いてみようと思ってたんですけど、これが結構大変でした。模型作りなんてただでさえ面倒くさいのに(じゃあ何でやってるんだ?)、その上いちいち写真撮るなんて私にゃ無理(ましてやその上ブログの更新なんて!)。ブログやウェブサイトで製作記やってる人達はつくづく偉いと思いました。