雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

Sd.Kfz.222


 
タミヤ製ドイツ4輪装甲偵察車。近年、エッチングパーツ付きになったり、バイクとフィギュアが付いて北アフリカバージョンになったりと、商品としては少しずつ更新されてますが、こちらは初代のもの。
このキット自体も随分と熟成されたままでいました。
とりあえず、組み立て→基本塗装を完了したところ。少々パテで修正した以外は全くのストレート組みです。
 

 
前々からちょくちょく顔を出してたフィギュア。こちらもキットのまんま。
この人が、車両の上に乗っかって、
 

 
こんな感じのベースでまとめようと。
 

 
柵の後ろにいる豚はもちろん動物セットから。これは鼻の穴を開けてディテールアップ(わはは)。
 
なのですが、上の写真みたいな情景だと、兵隊さんと豚との関わりがないですね。
それくらい別にまあいいじゃん、とも思ったんですが、やはり兵隊さんは豚の方を向いているべきだ、と言われてしまい、また完成が遠のくことになりました。
 
  
 
と、いうことで、もともとのフィギュアの首をぶった切って、タミヤのマーダーIII(7.62cmPak36搭載型)の乗員のものと交換。ところが。この頭、ちょっと変なんです。
 


 
上の写真を見るとわかるけど、この人、左右で耳の位置が違います。
なので、右耳を一度削ぎとってちょっと前の方につけ直そうとしたんだけど、削いだ耳を無くしちゃったんで(酷い文だな。あくまでも模型の話ですから)、やむなくミリプットでこさえました。
 

 
首の付き方がちょびっとだけ気になるなあ。