雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

片山くんと藤沢くんお披露目前座演奏会 (4/17 BEAT INにて)


GWも後半を過ぎました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
我が家はぐっちゃぐちゃです。私はキレるしミゼットは作らなきゃいけないし嫁さんは泣いちゃうし夙川のこいのぼりが今年はすごいことになってるし仕事はたまってるし布団のシーツは変えなくちゃいけないしとにかくえらいことで休日どころじゃない有様です。
 
この先もっとえらいことになるかもしれないので、本当はゆっくり書きたかったためにずるずると引き延ばしていた、4月17日のアコギ・デュオ、片山くんと藤沢くんの演奏会のメモみたいなものを。
今さら感バリバリでありますが、当日お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 
端的に言うと、メイン・アクトのGentle Notesさんに持ってかれました。
だって、滅茶苦茶上手いんだもん。ウクレレで「I Will」やったときに構成わかんなくなったりしてたけど、それくらいのご愛嬌が無いとね、っつーか、それが逆にいい具合に緩急ついたライブって感じでかえって良かったくらい。
女性ヴォーカルが入った2曲以外は全編ギター2本とパーカッションのインストで飽きることなく堪能させていただきました。
 
というのがまあ、演奏直後の個人的印象だったんですけど、日がたって「まあ我々の荒削りな歌モノと、Gentle Notesさんのクオリティ高い演奏と、同じギターという楽器とは言え振り幅の広い音楽が楽しめて、お客さんとしては良かったんじゃないか」と思うに至るようになりました。少々苦しい物言いのような気もしますが。この辺りは、ホントお客さんの感想を伺いたいところです。
 

 
我々の演奏について言えば、録音とかしてないから言いにくい部分もあるけれど、初めてとしては、まああんなもんじゃないでしょうか。
僕自身はかなーりテンパってまして、ちょいちょいミスしたり(二人だからバレやすいんだ)、歌詞が飛んだり(「そばかすの天使」の一番で思いっきり飛んでしまった。全くの想定外でした)、MCが異様に長くて挙動不審だったりと、まあそんな感じ。
片山さんは、本人によれば驚く程リラックスしてたみたいです。
  
演目としては「『ブラッディ・マリー』が良かった」というご意見を2名ほどいただきました。僕は相変わらずこの曲の良さがわかりません。
個人的にやってて楽しかったのは「Sweet Virginia」。片山さんのトレモロも効いてました。
それから、「観覧車」のリクエストをいただいたのは有難かったです。
今回、甲斐バンドなんぞ「HERO」と「安奈」くらいしか知られてないだろうから(でもこの2曲はできればやりたくないので)、なるべく耳馴染みのよさげな曲を選んだんです。その際、甲斐バンドファン的定番曲もできればやめておこうと。具体的には「ポップコーンをほおばって」とか「氷のくちびる」とか「きんぽうげ」(これはアコギ2本じゃまず無理だと思うけど)とか「翼あるもの」とか「漂泊者」とか「LADY」とか、そんなの。で、「観覧車」もそうした定番のうちのひとつなので、あえて避けた曲だったので、それがリクエストされたってのは、意外だったし、嬉しかったです。
 

「そばかすの天使」で歌詞が飛んだとこ。
 
ということで、ホントはもっと書きたいことあるんだけど、こんなところで。
いまいちど、お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
このデュオで次回やることがあるかどーかはわかんないですけど、もしもそんなことがありましたら、またひとつよろしくお願いします(懲りてねえなあ)。