雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

模型を捨てました

模型作りを余暇にあてていると、どーしてもいろいろとたまってきてしまいます。
 
一番多いのはやはり「積み」でしょう。買ったはいいけど手をつけられなくて箱ばかりが積まれていく、アレです。
次にたまるのが未完成品、いや、塗料やら道具やらのマテリアル関係かもしれません。
それと、僕の場合は細々となのだけれどそれでもたまるのが完成品です。
 
基本的に、僕は完成品を部屋とかに飾ることには大して興味が無くて、大半は保管用に箱をこさえて、それに入れてしまいます。完成しても結局「積み」になってしまうわけです。
こいつらがなかなか厄介なのですね。軽戦車とかはそうでもないんですけど、例えばパンターのような砲芯の長いものだと、箱をタイトに作っても結構な大きさになるので、こいつらはこいつらで場所をとられてしまうのです。
あと飛行機。タテに長いうえに翼を左右いっぱいに拡げてるので(当たり前だ)、収納の際、どーしてもムダな空間ができてしまうなあと思ってしまう。どうしようもないんですけど。だから、エアモデルの達者な人になると、収納のために翼を外せるように接着しないで組む人もいるようですね。僕がそれやると絶対隙間ができるだろうから無理だけど。
 
ともかく、なんだかんだとスペースは埋まって行くのです。
特に、自分の部屋は数年前からえらいことになっています。
で、どうすべえかとなると、答えは決まってますわね。
 
 
捨てる。
 
 
ともかく、いらないもの、使わないものを処分する。
模型に限ったことではないんですけど。本とか、楽器関連とか、ソフトウェアのパッケージとか(T-Timeなんて、知ってます?)。
 
ということでやっとタイトルにつながります。
先日、いくつか未完成品と完成品を捨てました。文字通り、捨てました。
未完成品はいずれも何年も放置していたもの。完成品は出戻り当初にこさえたいくつかです。
捨てた完成品の中にはキューベルワーゲンみたいに再利用の機会もあるかもしれませんが、いつまでもそんなことを考えていたら埒があきませぬ。捨てました。
 
捨てる前に写真だけは撮ったので、ここで成仏してもらうために、晒しときます。
 
 

タミヤのブレンガンキャリア。
「とりあえずなんかプラモ作ってみようかな?」という人にお薦めのキットです。
フィギュアがいい表情してて秀逸ですね。あ、フィギュアは捨てずに保護しました。
 

グンゼのアルテ。これ、アルテですよね?わかんないや。
このキットで初めて連結式の履帯を組みました。パーティングラインを処理するだの、擦り合わせがどうだの、全く気にしてなかったけれど、実際、これはそんなこと気にならないくらい良いキットだったと思います。
 

フジミの3凸。フジミだから、スケールは1/76ですか。なんでこれ買ったのか、よくわからないです。
 

1/72のサラディン。6輪の車体が面白いなあと思って買ったものです。以前は、その程度の気持ちで完成させられていたのだなあ。
ホビーランドで買ったのは憶えてるんだけど、メーカーがわかりません。
 

ケーリアン・・・かな?ハセガワの1/72。車体はインジェクションなんだけど、砲塔はレジン、砲芯(銃芯?)は金属パーツという、微妙にゴージャスかもしれないキット。MPM系のエアモデルのバージョン違いによくある仕様ですね。
撮った写真見たら、案外カッコいいなと思ったんですが、実物はかなりショボいです。いや、キットが、ではなくて、僕の完成品が、ですけど。
 
こちらに別カットもあります。
よろしければ、ご笑覧くださいませ。
 
しかし、皆さん、完成品の保管とか、ホントどうしてるんですかね?