「創作展 感じるパッケージデザイン展」 関西展、終了しました
そもそも展覧会の期日等をろくに書いていなかったかもしれないけれど、京都の嶋臺ギャラリーにて10月4日より開催されていた「創作展 感じるパッケーデザイン展」、10月11日の最終日を無事迎えることができました。
ご来場くださった方、行くことはできなかったけど興味を持っていただいた方、展覧会にご協力いただいた方々に、展覧会委員のれん作成担当としてお礼申し上げます。
正直なところ、今回のテーマ〈言葉はなくても伝わるデザイン〉で一体なにができるんだ?と、かなり懐疑的な姿勢で参加したのだけれど、搬入日に会場に展示された作品を見て、すごく幅広い答がずらりと並んだことに感服しました。さすがに皆さんプロのデザイナーである。
会場の様子などは、InstagramのJPDA展覧会のページもご参照ください。前回の展覧会の画像も見られます。
ところで、展覧会の搬入・搬出は、JPDA展覧会の委員はもちろん、出展者にもご協力いただき、つまりはJPDA会員によって行われるのだが、毎度のことながらこれがまあ手際良くてここでも感服してしまう。
期せずして似たような角度から撮った写真があるので上下2枚をならべてみる。
下段の写真は搬出の様子。左に積んであるのが梱包の終わった展示台。
上の写真から下の状態になるまでがほぼ1時間。念のために言うと、展示スペースはここだけではない。なにしろ全部で100点の作品が展示されていたのだ。嘘みたいだけど、本当にほぼ1時間で約100点の作品の梱包をして、組み立て式の展示台を分解して箱につめる一連の作業が済んでしまった。当人達の予測を超える早さで段取り良く進んでしまい、むしろ呆れて笑ってしまう程だった。
実のところ、僕は搬入・搬出のバタバタ感は嫌いではない。体を動かすことは大嫌いだけれど、みんなでわーっと準備・撤収をするときというのは、ある種のお祭りの醍醐味の一つではないかとすら思っている。
できれば、次回の展覧会のときは、搬入・搬出の様子を動画で撮ってYouTubeにアップしたいくらいだ。本当に手際いいんだから。さすがに皆さんプロのデザイナーである。