雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

9月15日のGIGの感想

時の経つのは早いもので、久々の書き込みとなります。で、表題通り先日のGIGについて。
メニュー的には前回書いたように、わりと王道の選曲。ということは、おのずとパフォーマンスも現在の標準ということになればよかったんだけど…どうだったでしょうかね?石松氏はどうやらイマイチだったようなんですが、僕は演奏中はわりといい感じでおったんです。まあそのあとのSuperJJさんでヘコみましたが、それはいいとして。
ところが先日、Bassのキンゾー氏からいつものようにmp3をいただきまして、いつものように聴いてみたところ、なーんかもたついてるような気が。深夜、疲れ気味のときに聴いたというのも影響してるのかもしれないけれど、偉そうに言うとドライブ感がない、というか。ただ、厳密に言うと、これは録音した音を聴いた印象であって、ナマのパフォーマンスはまた違った印象になると思うのですね。だから音源だけで良し悪しは一概に言えないとは思うのですが。
ううむ。難しいもんです。この日、実は僕はとっとと帰る予定でいたのですが、結局始発までだらだらとBeat Inに長居してしまいまして、その席でもいろいろと演奏やパフォーマンスについてなどなど考えさせられる話があったんですが、それとはまた別にここんとこずーっと考えてることがありまして、ひとつが「本家CCRの原曲のあのタイトな感じは何なんだ」と(これについてはミックスダウンなんかの録音上のテクニックもあると睨んどるのですが)。多分、それを生演奏で再現するのって、結局は限界があるんでしょうけど。
もうひとつは、なんつーかな、ここんとこ悪く言えば結果的に「単に演奏して音垂れ流してる」みたいな状況に多分になってるところもあって、その辺りどうにかしないとバンドとしては頭打ちになってくのかもしれないなあ、と。「楽しく演奏してて、その楽しさが聴いてる人に伝わればいいんだよ」みたいな考え方って一見正論っぽいけどさあ、そーゆーのってやっぱ甘いと思うし。伝える努力ってやらないと、絶対に誰にもなんにも伝わらないものだしねえ。それを否定するんだったら「楽しく演奏できれば…」的な「甘え」が許されるお客さんを集める努力をするべきだろーし。個人的には、そういうお友達的馴れ合いの場で内輪受けで盛り上がってるおやじバンドって、反吐が出るほど嫌いですけど。
いろいろあーだこーだ考えて頭でっかちになるのも良くないと思うのですがね。その辺りの「見切り」の部分も含めて、いろいろと難しいものです。なんだか久しぶりに書いたせいかやけに支離滅裂ですね。てゆーかほとんどGIGの感想になってないんだが。まあいいや。