雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

ぬいぐるみ展やフォトブックのこと

12日よりFUJICCOさんのぬいぐるみ展が始まりました。
展示の主役であるぬいぐるみ達については、私は何も語れることはないので、今回私が作った脇役についてちょびっと。
ちょっと今回写真が多いです。すみません。
 

牛の傍らにある牛乳パックを作りました。オリジナルのFUJICCOミルクです。牛乳パックのデザインは今回が初めてです(笑)
スケール不明です(プラモじゃないって)。実際の牛乳パックとタテヨコの比率を同じにすると、ちょっとひょろ長く感じるので、気持ちタテを短くしてます。いわゆるタミヤデフォルメみたいなものです(だからプラモじゃないって)。
「牛がパックの牛乳飲むのかよ!?」とか野暮なことは言いっこなしということでお願いします。
 

私が「うさぎいぬ」と呼ぶぬいぐるみが読んでいる豆本です。すっごく昔に描いたイラストや、ここで紹介したこともあるプラモなどをまとめて製本しました。ここには写ってませんが、ハッセルで撮ったポラをまとめたものも2冊あります。
いずれもちゃんと中身アリなんで、遠慮せずに手に取って見てみてください。
豆本製作はちょっと面白かったな。なんかハマってしまいそうです。今後は新たに中身を作らなくちゃいけませんが。
 


ここでもちょっと書きましたが、フォトブックも完成しました。
作ってる最中は気づかなかったのですが、毎年の年賀状を除けば、前述の牛乳パックとともに、藤沢図案制作所のオリジナル第一弾(第二弾以降があるかどーかはさておき)ということになります。
12×12cm、ほぼCDジャケットと同じサイズで、ご覧になればわかるとおり、写真に小文をちょっと添えた、24P構成のシンプル〜なものです。
写真の撮影はおいといて(これは趣味)、ページ構成して、写真のラフを描いて、文を書いて、レイアウトやトリミングやキリヌキをして…と、ほとんど本業と同じことしかしてないのですが、思いのほか楽しめました。
同時に、こんなささやかなものにもかかわらず、はからずも「モノをつくる」ということについて、あらためて考えさせられてしまいました。
 

 
ほかにも、これは私の作ったものではありませんが、ニンジンとかきゅうりとかラグビーボールとか、ぬいぐるみの周りの小物たちも楽しんでいただけたら、と。