雑駁記——藤沢図案制作所——

ざっぱく【雑駁】(名・形動) 雑然としていて、まとまりのないさま。「_な知識」「文明の_なるを知らず、其動くを知らず」〈文明論之概略諭吉〉

TAMIYA 1/35 KING TIGER

タミヤ王虎です。今は亡き模型雑誌「Master Modelers」Vol.14(2004年発行!)に掲載された、石井雄二氏による素晴しい作例のチープなマネっこで冬季迷彩にして以来(タグロープのぶら下がり方までマネした)、熟成していたものです。
 

細部の塗り分け前の写真。
いまいちわかりにくいですが、わざわざ三色迷彩を施した上に白をブラシしています。
ところでこの写真、iPhotoの「プラモ2007」というライブラリに入ってました。てことは、間違いなく4年以上放置していたようです。いや、5年以上はこのままだったような…
さらに情けないのは、前日の写真にもあるように、こうした放置車両が他にもいっぱいあるということですが。
 

ちなみに、ドイツ戦車の鬼門、ツインメリット・コーティングは、プラ版で階段状に積層したジグを作り、薄く盛りつけたエポパテにスタンプしていきました。モデルカステンをはじめとする各メーカーからコーティングローラーが発売される前夜のことでしたっけ。
 

その白い王虎を、突然茶色に塗りたくり
 

 

あげくにこんな風にしてしまいました。ほんの先週の出来事です。後悔はしてません。今のところは。
しかし、汚い机ですね。
 

そしてこちらはキューベルワーゲン
出戻り後、初めて作ったスケールモデルで、そのパーツの繊細さと組立て易さに比喩ではなく感動したものです。
タミヤアクリルのダークイエローとダークグリーンなので、かなり暗くくすんで見えます。